2025.05.11

マイナス40度の北極圏で撮影に挑む極寒メイキング映像到着‼

ミッションシリーズ最新作ではいよいよ北極圏へ!マイナス40度という極寒での撮影裏を捉えたメイキング映像が到着しました!

これまで、4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)ではドバイにある世界一高い高層建築物ブルジュ・ハリファ、6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)ではノルウェーのプレーケストーレンという名の断崖絶壁、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(2023)では空虚の地と呼ばれるアブダビの砂丘など、世界中の壮大なロケーションで撮影を敢行してきた本シリーズ。最新作では、人が居住する地としては<世界最北の街>であるノルウェー領スヴァールバル諸島がロケ地の一つとして選ばれました。

トム・クルーズは「スヴァールバル諸島は、息をのむほど美しい。この素晴らしい場所で撮影できるなんて本当に特別な体験だ」と語っています。メイキング映像では、一面に広がる氷原、雪に覆われた山岳地帯、そして砕氷船でしか進むことができない荒々しい北極海など、思わず見入ってしまう壮麗な景色が映し出されています。さらに、気温はなんと-40度という極寒の中撮影は行われたそうです。クリストファー・マッカリー監督の口髭が凍っている様子からもその過酷さがうかがえ、ベンジー役のサイモン・ペッグは「-40度の寒さは演技ではごまかせない。手袋を外せば数秒で指が凍ってしまう」と厳しい環境下で演技をする難しさについて述べていました。
また、機材に雪が積もってしまい技術的にもシリーズ屈指の過酷な撮影となったそうですが、グレースを演じたヘイリー・アトウェルは「この過酷な環境がサスペンスとドラマを深める」と実際に寒さを味わっているからこそ生まれる真実味について言及していました。トムも「臨場感のある映像を届けたかった。素晴らしい仕上がりだよ」とCGでは決して表現することの出来ない“リアル”へのこだわりを語っていたようです。これを通じて、撮影においても常に不可能へと果敢に挑む姿勢を貫いていました。

映画の常識を覆し、不可能を可能にし続けてきたシリーズの集大成となる『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。本作はいよいよ5月17日(土)から先行上映が開始されます。リアルを突き詰めたからこそ映像化が実現した北極圏での撮影のスケールと、キャスト陣の渾身の演技をぜひ劇場の大きなスクリーンでご覧ください!